野木町議会 2020-09-14 09月14日-03号
Society5.0とは、日本の未来都市の実現として、スーパーシティ構想を基に、ビッグデータ、人工知能、ロボットや車両自動走行技術により、狩猟社会、農耕社会、工業社会、情報社会、新たな社会の5.0の分野で一人一人が快適で活躍できる社会の構築を図るという構想です。同時に、社会課題である地球温暖化、自然災害、少子高齢化の解決に向け、政府はムーンショット型研究開発制度を打ち出しました。
Society5.0とは、日本の未来都市の実現として、スーパーシティ構想を基に、ビッグデータ、人工知能、ロボットや車両自動走行技術により、狩猟社会、農耕社会、工業社会、情報社会、新たな社会の5.0の分野で一人一人が快適で活躍できる社会の構築を図るという構想です。同時に、社会課題である地球温暖化、自然災害、少子高齢化の解決に向け、政府はムーンショット型研究開発制度を打ち出しました。
私たちの生活を振り返ってみますと、最初、狩猟社会から農耕社会、そして工業社会、そして情報化社会とこれを踏まえて次は、Society5.0と言われている社会が到来すると。この中で、やはり私たちの暮らしや働き方が大いに変わると。じゃ、今の子どもたちが成人して、社会の第一線で活躍していくときに、どういう社会になっていくか、それを想定した中で、学習指導要領が編纂されてまいりました。
Society1.0を狩猟社会とし、2.0を農耕社会、3.0を工業社会、4.0を情報社会、そして5.0を超スマート社会と言い、人類史上5番目の新しい社会だそうです。 足利市も令和2年度、防災ICT化、RPA実証事業などSociety5.0に関する新規事業が動きますが、他都市でも積極的にICTを活用している自治体があります。
私も実は堺屋太一というのが大好きでありまして、「知価革命」という本が前に出されたときに、大変示唆に富んだ本だということで、大変ベストセラーというんですか、注目を浴びた本であるわけですが、何かそれと同じように、脱工業社会の一つの転機になった考え方であるわけですが、そういうもの等も入っているわけで、大変そういう意味で示唆に富んだ発言というふうに私もとらえさせていただいたわけであります。
我が国の産業構造が工業社会から脱工業社会に変わる中で、地域経済も工業中心から情報や知識を中心にした構造に転換しなければならないと言われております。もちろん物づくりの重要性が失われるということはありませんが、大切なことは経済のグローバル化、市場競争に流されることなく自然環境や地域文化に根差した市民生活の基盤としての地域経済を本市独自の創意と努力によって再生しなければならないということであります。
20世紀の農業社会から工業社会へ変化していく過程の中で、あるいは労働力が都市に供給される歩みの中で、経済は飛躍的に発展してきましたが、お上と言われる行政側と住民の二極構造が生まれてきたといって他ならないのです。社会の構造が巨大化し、あるいは専門化し、機構が細分化し、生活の足許のことに盲目になり、自治体のことは役人に任せる風潮が現われてきたと言えるでしょう。
20世紀に工業社会として繁栄した日本は、バブル崩壊により情報技術による新たな価値に基づいた社会、つまり情報化社会の構築を目指しています。IT社会は地理的、身体的制約にとらわれず、安心して暮らし、利便性のみならず知的感動を享受できる元気、安心、感動、便利社会であります。 氏家町では、平成13年度にeジャパン戦略におけるIT講習会を55講座実施し、合計で725 名の方が受講されたとのことであります。
20世紀という時代は、物づくり中心の工業社会であったことは歴然としているわけですが、ここに来て工業社会が脱工業社会へと変化してきており、そんな中で文化芸術の重要性は非常に大きくなってくると思います。日本は、戦後欧米に追いつき追い越さなければいけないということで、一生懸命走って、文化芸術という最も人間らしいものを政治の中でつい忘れてしまっていた50年ではなかったかと思います。